最近、切片in situの系を立ち上げようという話が出ている。
モノクロづくりの系はもうしっかりと出来上がって、面倒さえ我慢すれば、モノクロは何時でもできるようになったのだが、今度は、そのモノクロの反応を裏付けるためのin situ がどうしても欲しくなった。
抗体で切片を染める場合には、当然RT-PCRで発現のあるところを中心に染色するのだけれど、染まったとしても弱かったり、Back ground とあまり差がない場合には、本当にこれが染まりなの?と半信半疑のまま、実験を前に進めなくてはいけなくなってしまう。
これではダメなので、RT-PCRと免疫染色をつなぐ手法として、in situ が必要になったというわけだ。
自分も修士の時、この方法は試してみたことがあったけれど、結局うまくいかなかった。
今回は、元某抗体メーカーの先生という、力強い助っ人を得て、このブ厚い壁に再挑戦することになっている。
とりあえずのトレーニングとして、マウスの膵臓を取り出し、ランゲルハンス細胞のインシュリンを検出してみるつもり。プローブは既製品で、これでちゃんと検出できることを確認し、しっかり度胸をつけてから、目的の遺伝子に挑戦してみようと言うことになっている。
なったって始めてだから、まずは、乾熱滅菌できる染色バットを買わなきゃ。
色々と物入りだ。
2010-07-29
2010-07-24
進路相談室
最近、真面目に留学先を考えている。
来年一年は、一応人件費がついたので、今いるところにとどまってはいられるのだが、そうは言っても、一年間、のうのうとと研究しているわけにもいかず、その間に次の行き先を決めておかなくてはいけない。
先生と相談した感じでは、ひとつはドイツ。
Max Plank 研究所、という、日本で言うところの理研に相当するような研究所。起源を遡れば、ドイツ帝国の皇帝の諮問機関にまで遡るという由緒ある組織。
なんか凄そうなんだけど、日本人も結構行っているし、ポスドクが多くて年齢層が高いので、本当に勉強になりそう。
ちなみに、研究所の名前になっているMax Plankという人は物理学者で、量子力学の入口を作った人。この研究所の物理学部門にはアメリカ亡命前のアインシュタインがいたので、この物理部門は「アインシュタイン研究所」とも呼ばれているとか。
アインシュタインの銅像とか、きっとあるんだろうなあ。
もう一つがエモリー大学
ここには、B細胞のクラススイッチを発見した、高齢の、しかし、まだ現役バリバリの先生がいる。こちらも、少なくとも3人程度のポスドクはいて、バリバリ仕事をしている。規模としてはドイツの研究所の比ではないが、先生の名前としてはこっちの方がはるかに大きい。
ただ、高齢というのはやっぱりちょっとネックで、正直なところ、何時、引退をされるかわからないし、ポスドクの受け入れの間口としても、大学は研究所よりは、やはり小さい。
そもそも受け付けてもらえるかさえ、疑問だ。
どっちもウナギをやらせてはもらえそうで、その点はいいのだが、果たして、どうしたものか。
今のところ4:6で、ちょっとドイツリードかな。
タコのパウルくんにもあってみたいし……。
でもまずは、エイゴ、勉強しないといけませんけどね。
来年一年は、一応人件費がついたので、今いるところにとどまってはいられるのだが、そうは言っても、一年間、のうのうとと研究しているわけにもいかず、その間に次の行き先を決めておかなくてはいけない。
先生と相談した感じでは、ひとつはドイツ。
Max Plank 研究所、という、日本で言うところの理研に相当するような研究所。起源を遡れば、ドイツ帝国の皇帝の諮問機関にまで遡るという由緒ある組織。
なんか凄そうなんだけど、日本人も結構行っているし、ポスドクが多くて年齢層が高いので、本当に勉強になりそう。
ちなみに、研究所の名前になっているMax Plankという人は物理学者で、量子力学の入口を作った人。この研究所の物理学部門にはアメリカ亡命前のアインシュタインがいたので、この物理部門は「アインシュタイン研究所」とも呼ばれているとか。
アインシュタインの銅像とか、きっとあるんだろうなあ。
もう一つがエモリー大学
ここには、B細胞のクラススイッチを発見した、高齢の、しかし、まだ現役バリバリの先生がいる。こちらも、少なくとも3人程度のポスドクはいて、バリバリ仕事をしている。規模としてはドイツの研究所の比ではないが、先生の名前としてはこっちの方がはるかに大きい。
ただ、高齢というのはやっぱりちょっとネックで、正直なところ、何時、引退をされるかわからないし、ポスドクの受け入れの間口としても、大学は研究所よりは、やはり小さい。
そもそも受け付けてもらえるかさえ、疑問だ。
どっちもウナギをやらせてはもらえそうで、その点はいいのだが、果たして、どうしたものか。
今のところ4:6で、ちょっとドイツリードかな。
タコのパウルくんにもあってみたいし……。
でもまずは、エイゴ、勉強しないといけませんけどね。
2010-07-11
RADWIMPS
Radwinps というバンドが最近気になっている。
「マニフェスト」という曲を最近出して、マニフェストとは言いながらも、男の子が、好きな女の子に「僕が総理大臣になったら」という歌い出しで、誠に個人的な約束をしまくる歌詞で、皮肉というか風刺というか、聞いている方をニヤリとさせてくれる。
その一つ前の「携帯電話」という曲も、なんとなくブリティッシュな軽いノリの曲にのせて「こんなものがなければ/今日も僕がひとりだと/思い知らされることもなく/いきていけたんだろう」と、期待していた電話がかかってこない日の、なんともいえない苛立がうまく表現されている。
このバンド、最近メジャーになったのかと思ったら、Wikiによると、デビューは2001年らしい。ボーカルの声が、女の子のように高い裏声なので、やさしい曲が多いかと思いきや、紹介した携帯電話のような曲よりむしろ、ちゃんとしたロックの方が多い。
バンドメンバーは全員、レッチリのファンなんだそうな。
なんか、聞いていて納得。
下に紹介したのは、最近のアルバムに入っている「おしゃかしゃま」という曲。
詩も曲も秀逸。人間って、ほんとに勝手だなあ、と思わせる。
久しぶりに、曲をまとめ買いしたくなるバンドを見つけた。
「マニフェスト」という曲を最近出して、マニフェストとは言いながらも、男の子が、好きな女の子に「僕が総理大臣になったら」という歌い出しで、誠に個人的な約束をしまくる歌詞で、皮肉というか風刺というか、聞いている方をニヤリとさせてくれる。
その一つ前の「携帯電話」という曲も、なんとなくブリティッシュな軽いノリの曲にのせて「こんなものがなければ/今日も僕がひとりだと/思い知らされることもなく/いきていけたんだろう」と、期待していた電話がかかってこない日の、なんともいえない苛立がうまく表現されている。
このバンド、最近メジャーになったのかと思ったら、Wikiによると、デビューは2001年らしい。ボーカルの声が、女の子のように高い裏声なので、やさしい曲が多いかと思いきや、紹介した携帯電話のような曲よりむしろ、ちゃんとしたロックの方が多い。
バンドメンバーは全員、レッチリのファンなんだそうな。
なんか、聞いていて納得。
下に紹介したのは、最近のアルバムに入っている「おしゃかしゃま」という曲。
詩も曲も秀逸。人間って、ほんとに勝手だなあ、と思わせる。
久しぶりに、曲をまとめ買いしたくなるバンドを見つけた。
2010-07-10
状況報告と、O氏への賛辞
あくせぷとされたよん。
そのうち送ります。
トマト、ごちそうさまでした。
自分でも山ほど食べましたし、おすそ分けした研究室の御婦人方は、
「むかしのトマトの味がする!」と感動しておりました。
確かに、濃いいトマトの味がして、冷やしてもしっかり酸味と香りを感じました。
チーズ乗っけたら、さらにうまかったろうな~。
ではでは。
そのうち送ります。
トマト、ごちそうさまでした。
自分でも山ほど食べましたし、おすそ分けした研究室の御婦人方は、
「むかしのトマトの味がする!」と感動しておりました。
確かに、濃いいトマトの味がして、冷やしてもしっかり酸味と香りを感じました。
チーズ乗っけたら、さらにうまかったろうな~。
ではでは。
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