PCR, 泳動、シークエンスとにらめっこ。
肩が凝った。
海外留学中の先輩から電話。
英会話はやっておいたほうが、いいってさ。
でも、考えてみたら、これが自分にとって初めての海外通話。
予想していたほど、違和感を感じなかった。
実は今、大阪なんだ、なんていわれたら、すんなり、信じてしまいそう。
電話があんまり自然だったので、かえって戸惑ってしまい、用件だけ答えて、
先輩の安否を聞くのを忘れてしまった。
なんだか不思議。
電話って、やっぱりすげえ。
大学の研究棟は、今、改装工事の真っ最中で、古い建物と、開窓後の新しい建物が、ちぐはぐにつながっている状態になっている。
一直線に廊下を歩くと、新しい棟、ふるい棟、新しい棟という順番になっていて、その『ふるい棟』こそ、我々の研究室の収まる建物だ。
(損した気分は否めない)
ふるい棟は、その耐震強度の脆弱さもさることながら、暖房が非常にレトロだ。
未だに、スチーム式。
温度管理が難しく (暑い or 寒い)、やけどしそうに熱く、ファンがあるわけでもないので、部屋の中で、温度に偏りができてしまう。
自分の席は、特に、その熱源の傍にあるため、暑いこと、この上ない。
暖房の効きすぎ、というのは、本当につらいもので、あたまはだんだんぼんやりしてくるし、
集中力はそがれるし、正直しんどい。
(暖房のせいだけでもないのかもしれないが)
ああ、またあくびが。
早く改装してほしい。
しっかりした空調がほしい。
まだ、冬は、始まってすらいないのに。
先が思いやられる。