頭の中がひどく散らかっていて
もう前に進めなくなりそうなとき、
君らがいるから前に進めるんだと僕は気づかされたんだ。
たったひとりの夜で
大声張り上げて歌っていたあの歌は
もう気持ちを揺さぶることもなくなったけど
声が聞きたい
ただそれだけで
僕は前に進めそうだから
声が聞きたい
ただそれだけを
僕に与えては、くれませんか?
僕に許されていることは
夢を追うことだけなのかも知れないけれど
それで傷つくこの心を干しておく場所すら、僕は知らない
目の前に結わえられた暖かく優しい言葉に
触れることすら敵わないまま
ただ今日という日を、必死に生きているんだ
声が聞きたい
ただそれだけで
僕は前に進めそうだから
声が聞きたい
ただそれだけすら
許されないことなのですか?