最近、真面目に留学先を考えている。
来年一年は、一応人件費がついたので、今いるところにとどまってはいられるのだが、そうは言っても、一年間、のうのうとと研究しているわけにもいかず、その間に次の行き先を決めておかなくてはいけない。
先生と相談した感じでは、ひとつはドイツ。
Max Plank 研究所、という、日本で言うところの理研に相当するような研究所。起源を遡れば、ドイツ帝国の皇帝の諮問機関にまで遡るという由緒ある組織。
なんか凄そうなんだけど、日本人も結構行っているし、ポスドクが多くて年齢層が高いので、本当に勉強になりそう。
ちなみに、研究所の名前になっているMax Plankという人は物理学者で、量子力学の入口を作った人。この研究所の物理学部門にはアメリカ亡命前のアインシュタインがいたので、この物理部門は「アインシュタイン研究所」とも呼ばれているとか。
アインシュタインの銅像とか、きっとあるんだろうなあ。
もう一つがエモリー大学
ここには、B細胞のクラススイッチを発見した、高齢の、しかし、まだ現役バリバリの先生がいる。こちらも、少なくとも3人程度のポスドクはいて、バリバリ仕事をしている。規模としてはドイツの研究所の比ではないが、先生の名前としてはこっちの方がはるかに大きい。
ただ、高齢というのはやっぱりちょっとネックで、正直なところ、何時、引退をされるかわからないし、ポスドクの受け入れの間口としても、大学は研究所よりは、やはり小さい。
そもそも受け付けてもらえるかさえ、疑問だ。
どっちもウナギをやらせてはもらえそうで、その点はいいのだが、果たして、どうしたものか。
今のところ4:6で、ちょっとドイツリードかな。
タコのパウルくんにもあってみたいし……。
でもまずは、エイゴ、勉強しないといけませんけどね。