蛍光染色。
今まで全く染まらず。
今回も、ダメだろうと、しばらくほおっていたのを、おもむろに、見てみたら。
はは。そまってる。
たとえ、これが本当に染まっているのだとしても、
こういうのは大抵、再現性は期待できない。
近づけば、遠ざかり、
気がつけば、おいていかれている。
多くの疑念を振り払って、
時々見せる、その笑顔が、
真実だと、信じていたのに。
裏切られたような、むなしさを抱えていながら、
裏切りだと、決めつけ、恨むことさえできず。
結局は、一人ブランコ。
相手は一歩も、そこを動いては、いなかったのに
ブランコは 固く木に、結わえ付けられて、いたとしても
前へ 前へ と こぎ続け
その都度後ろへ 揺り戻されて
近づけば近づいたと喜び
遠ざかれば、遠ざかったと悲しんで
ぶれは次第に大きくなり
僕は次第に高く高く、昇っていく
まい上がった僕の体を
やがて遠心力がふわりとつかんで、
毎日をつかさどる、重力に、明け渡したのだ。
...あーあ、何かに、似てる。この毎日。
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