2008-03-29

書く苦労

【今日やったこと】
大腸菌と仲良くやっています。

心配しないで下さい。

恨んでなんか、いません。

僕には、たくさん、友達がいます。

1x10 100....乗くらいの友達がいて、

中でも100くらいの親友が、次の日コロニーを作ってくれます。

でも時には、裏切ってくれます。

親友だと思っていたのに。

そんなときは、次亜塩素酸に浸けて、報復します。
みんな、悲鳴の代わりに、くっさい臭いを放つので、
そのまま、薄めて流しに捨ててやります。

ぼくらは、きょうも、なかよしです。
明日もきっと仲良しです。

ね!
◇◇◇


文章の中に出てくる美人を、あんまり書き込みすぎて、その細部まで描写しすぎると、
だんだん美人じゃなくなってくる。

こんな事があった。
藤沢周平の話は好きでよく読んでいた。だが、ある文庫本で、出てくる女の人が皆、『豊かな胸元』の所有者だけだったことがあった。それも別に嫌いなわけじゃない。けれど、藤沢周平の趣味を露骨に見てしまった気がして、いやな感じがした記憶がある(『隠し剣 弧影抄』だったかな。映画化された、『鬼の爪』の入っている文庫)。読み進む度、「またかよ!」と、突っ込みを入れながら読んでいた。

魅力的な女性は、人によって違うから、書きすぎると、魅力的ではなくなってしまう。
難しい。

淡泊に「美しかった」くらいで終わらせてくれた方が、よかったような気がする。

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