2008-04-01

新聞で

そう言えば、先日、
朝日新聞の日曜版で、
団鬼六の特集をしていました。

朝日新聞にしてはがんばって、
できるだけ、エロティックな文体にしようと記者さんが奮起していたようでした。
実際一瞬、これ新聞に載せていいのか?と自分はどきっとしましたが、
よく見たら、鬼六氏の愛犬の描写で、ほっとしました。

読んで、驚いたのですが、
団鬼六が最後の恋人と呼んだ女の人とは、
最後まで、純愛だったそうです。
(年も、年だし)
その方とは40歳以上の年の差で、
しかも、その美しい女性は、ある日、突然この世を去ったとか。
鬼六氏は、彼女との恋愛を題材とした、ノンフィクションも書いているそうです。

デカダンの魔王の、意外な純愛。
その女の人は、“さくら”と呼ばれていたとか。
散り際までも、切なく美しい、恋でした。

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