学振。
完成が見えてきた。
今日学校に行ったら、
学校が燃えていた。
と、言うのは実は誤報で、
実際には警報機の誤作動だったのだが、
自分が学校に入ろうとしたちょうどその時に、
中から何人もの人が、
ぞろぞろと出てきて、
その場に溜まりだしたのには、びっくりした。
偶然居合わせた知り合いの一人に、
火事の警報が鳴ったことを聞き、
びっくりして、僕も、
そこに溜まる一人になった。
でも、いつまで経っても、煙は立たず、
他の知り合いも一向に出てこなかったので、
ついに馬鹿らしくなり、
とっとと中に入ってしまった。
案の定、研究室のみんなは、
そんなことお構いなしに、机に向かっていて、
外は大騒ぎだったことを伝えると、
むしろそのことに驚いていた。
その後も誤報は続き、
今日だけで、学部は二回燃えた。
そのうち、
オオカミ少年のようなことになる。
嘘つきは、泥棒の始まり。
正しい警報、求む。
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