読書メーターのまとめ機能を使って、
去年読んだ本のまとめを作ってみた。
これに登録していない物もあるけど、暇がないとは言いながら意外に読んでいる。
……実は、暇なのか?
いずれにしろ、読んだ本は僕の履歴。
大事にしないと。
2009年の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:6584ページ
フライ,ダディ,フライ (角川文庫 か 50-3)
愛する娘と、家族に笑顔をを取り戻すため、戦え!メタボのおっさん!
読了日:12月30日 著者:金城 一紀
ミッキーマウスの憂鬱 (新潮文庫)
主人公の後藤君は、本当に困った人。ハケンと言う自分の立場もわきまえず、超現実的な学歴&格差社会のディズニーランド裏社会で、はらはらするほど突き出してしまう。でも、それが現実に流されていた周りの意識を変えていき……。ストーリーは良くある。でも、ディズニーランドの裏に関する情報は満載。後者の点で、むしろ楽しめるかも。
読了日:12月05日 著者:松岡 圭祐
第四間氷期 (新潮文庫)
科学の進歩の果てに、ついに完成した「予言機械」。でも、それの描く未来が、陸生人類の滅亡を示唆していたら……。科学技術が、まだバラ色の未来を描いていた時代に、灰色の結末を予言した、公房の異色作。機械を作った科学者自らが、その合理的な予言を受け入れられずにもがく姿が、生々しい。
読了日:12月05日 著者:安部 公房
プールサイド小景・静物 (新潮文庫)
妻子がありながら、自分よりずっと年下の少女と恋をしている夫。それに感覚的には気がついていながら、口には出せずにいる妻。真夜中に、夢中になって縄跳びを飛び続ける若い妻の姿が痛々しい。気がつけば溶けて無くなっている氷のような、静かな崩壊の記録。(『舞踏』)
読了日:11月29日 著者:庄野 潤三
遠き落日〈下〉 (集英社文庫)
数々の難病を解決し、各国へ赴く度に国賓級の待遇を受けるまでになった野口。しかしその一方で、彼の業績に疑問を投げかける学者達がいた。その声は次第に大きくなり、彼は追われるように、自らが一度解決したはずの黄熱病の巣窟、アフリカへと旅立つ……。決して偉人ではない、生々しい野口英世の生涯の終焉。
読了日:11月28日 著者:渡辺 淳一
遠き落日〈上〉 (集英社文庫)
借りた金は決して返さない。会津の貧農に生まれた野口清作は、有り余るエネルギーを研究に、そして遊興に消費していく。泥臭いほどの生命力には、ただただ圧倒。多くの人々から半ばあきれられ、そして、惚れられた男が、細菌学者・野口英世としてアメリカで頭角を現し始めるまで。
読了日:11月14日 著者:渡辺 淳一
火車 (新潮文庫)
カード破産、執拗な取り立て、その後訪れた息を潜めるような生活……。誰もが浮かれた時代が過ぎ去った後、彼女たちに残ったのは、途方もない額の借金と孤独だけだった。誰をも責められない、悲しい罪の物語。
読了日:11月07日 著者:宮部 みゆき
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)
閉鎖した世界の終わりに結末を見出そうとする一方の僕と、定められたタイム・リミットに向けて地底からの脱出を目指す、もう一方の僕。加速度的に進む物語に、下巻は気がつけば、上巻の半分の時間で読み終わっていた。
読了日:10月25日 著者:村上 春樹
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)
閉ざされた街の中で穏やかな時間が流れ続ける<<世界の終わり>>と、自分に内蔵されてしまった特殊技術を巡る争いに、自分の意志とは無関係に引きずり込まれる<<ハードボイルド・ワンダーランド>>。平行する二つの物語が行き着く先には、一体何が?思わず次のページをめくりたくなる作品。
読了日:10月25日 著者:村上 春樹
妄想銀行 (新潮文庫)
自分の持つ鍵に、ぴったり合う鍵穴は、何処にあるのか。それを探し続ける男の物語『鍵』。 たった数ページだけど、そのためだけに、買う価値のある文庫。
読了日:10月16日 著者:星 新一
鏡の中の物理学 (講談社学術文庫 31)
波野光子って、字面だけ草薙素子に似てる(消えるし)。
読了日:10月15日 著者:朝永 振一郎
デッドエンドの思い出 (文春文庫)
恋と恋の間の空白のような時間に現れて、次へと進む元気を与えてくれるひとたち。その暖かみが詰まった表題作は秋にこそ。
読了日:10月14日 著者:よしもと ばなな
城 (新潮文庫)
城はいつも目の前にある。でも、いつまで経っても、それは自分の手の届く範囲にはやってこない。縛られていないようで、それは確かに自分を拘束している。融け込もうとすれば拒絶され、背を向けようとすれば迫ってくる何処にも所属できない感覚を目が回るほど長い間綴った小説。
読了日:09月30日 著者:フランツ カフカ
フランケンシュタイン (創元推理文庫 (532‐1))
怖い顔って、やっぱり損なのね……。
読了日:09月15日 著者:森下 弓子,Mary Shelley
ロボット (岩波文庫)
人間的、ってどんなこと?生き残ったロボット達の模索が、僕らにも重なる。
読了日:09月09日 著者:千野 栄一,カレル・チャペック,Karel Capek
ダーウィン著作集〈1〉人間の進化と性淘汰(1)
暑い日、ドトールで。沈没。でも、人間は、それほどサルから、遠くないって、知った。
読了日:08月31日 著者:チャールズ・R. ダーウィン
天国はまだ遠く (新潮文庫)
なんだか、田舎に帰りたい……。
読了日:08月15日 著者:瀬尾 まいこ
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))
みた!みた!俺、むしろ、カエルの方だった!
読了日:07月15日 著者:フィリップ・K・ディック
ブラックホールで死んでみる―タイソン博士の説き語り宇宙論
スパゲティみたいに、伸びます。
読了日:06月16日 著者:ニール・ドグラース・タイソン
ナイン・ストーリーズ (新潮文庫)
笑い男は、ここに……
読了日:05月03日 著者:サリンジャー
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