サザンブロット待ちで映画鑑賞...。
いーじゃん、夜中だし……。
前代未聞の、任期中における大統領辞任にまで発展した、最大の政治スキャンダル、「ウォーターゲート事件」で揺れるアメリカ。
当事者のニクソン大統領は、辞任したものの、事件の詳細については一切語ろうとせず、敏腕記者達からの幾多の取材にも、謝罪の言葉ひとつ、漏らすことはなかった。
その様子を、遠くオーストラリアのお笑いショー番組の楽屋裏で見ていた、人気コメディー司会者のフロストは、ニクソン大統領の一挙手一投足に注目するアメリカメディアの様子を見て
、「これは視聴率になる」と確信し、勇躍、ニクソン元大統領へのインタビューを企画する。
しかし、元々政治向きではないフロストに、スポンサーはなかなか付いてくれない。ニクソン側は出演料として60万ドルを請求し、フロストはそれを合わせて、200万ドル近い制作費を自身の全財産をはたいて、そのたった一度のインタビューのためにつぎ込むことになった。
しかも、その時になって、元々出演していたテレビ番組の契約打ち切りが相次ぎ、フロストは当に司会者人生の瀬戸際に立たされる事になる。
インタビューが始まると、早期の政界復帰をもくろむニクソンは、自身の政治家としての貢献を強調し、フロストは全く歯が立たない。ニクソン側の思うつぼに陥ったまま迎えた、インタビュー最終日、収録のテーマは“ウォーターゲート事件”に絞られた……。
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政治ドラマなのに、この事件、詳しく知らないのに、思わず見入ってしまった。
政治家と、司会者のインタビューの裏に、こういう駆け引きがあるって事を始めて知った。
おもしろかった~。
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