相変わらずウェスタン。
どこまでも荒野を行く。
地平線の彼方に見えるのは、すわ、オアシスか。
それとも、泥沼か。
カリフォルニアはまだ遠い。
学会行ってきた。
ウナギの学会。
一般の人から見たら、想像もできないだろうが,こういう、とてつもなく、
マニアックな世界というのが、世の中にはある。
世界から、そろいもそろったり、50人ほど。
学会としての規模は、ごく小規模な方だが、内容はきわめて濃かった。
ほとんど、外国からのお客さん。
もちろん、会話はほぼ英語。
至る所に、ウナギの写真、進化の系統樹。
自分は全くついて行けなかった。
それでも、共通の興味があるというのは不思議な物で、
自分の頼りない英語力であっても何とかコミュニケーションをとったり、話の内容を理解したりできる物らしい。
何も、理解できなかったようでいて、今思い出してみても、いろいろ新しいことを知っていることに気づくのだから、不思議な物だ。
これから、こういう国際学会みたいなのに参加する機会は増えていくのだろう。
偶然その会に参加しておられた、知り合いの先生から言われた、
“とにかく話せ”
と言う言葉を胸に、とにかく、当たって砕けてみようと思った。