2008-04-24

這う

【今日やったこと】

学振の申請書書き。

ダメとは分かっていても。

◇◇◇



冗談半分で、
昨日、

ナルコレプシー?

なんて書いたら、

本当に、親戚に、
ナルコレプシーが出た。

口は、災いの元。


あるいは、何か予感でも、あったのか。

人間の意識の領域は、実はすごく、小さいのではないかと
思えてならない。

スポットライトの当たっていない領域は
舞台のほとんどを占めているのに、

光りが当たっていないから、僕らには見えていないだけかもしれない。

実はその闇の中では、
意識の当たっている部分以上の、
高度な情報処理が行われているのだとしても、
僕らにはそれを、意識化する術は持たないのだ。

いつしか、
自分というものに、
疑問を持たなくなっている大人という生き物。

未だに、
自分が分からないのは、
その問いを重ね続ける
思春期の少年と、
変わらないのに。

疑問を持たないだけ、
それは少年より謙虚さが足りなくて、

浮ついた常識というものの上を
さも地に足付いているかのように
抜き足差し足、歩いている。

本質と、
世渡りを、取り違えては、いないか?

泥を這う、少年のように、
土にまみれることを知らない、高潔な大人たち。