2008-05-23

しらふ

おさけって....。

こわい!

いちおう

O沢へ

一応書いておくけど、
心配しないで下さい。


先輩が、余りおいしいお酒を買ってきたので、
一人で飲んで、
飲み過ぎて....。

勢いに任せて、
書いてしまったものです。


唯それだけです。
しんぱいはしないでくうださい。

...

..
.。


音楽ってどうして、
こんなに、

...こんなに....。。


世界中のどんなピアノより、
ビル・エバンスのピアノは、凶器だ。


他の、全ての、快楽を
ミミズの這いずり回る、糞だめの、

...その中で蠢いているのは、僕らだけど...。

虫に換えてしまうから。


誰よりも汚い男の、
見にくいピアノの、嘆美な.....。


hikyou! usotuki! usotuki! usotuki!



国権と発見が踊る、
その皮肉に満ちた漢字変換。


コンピューターは僕らを代弁してはくれない。
ただ、アスキーコードの
変換規則を、
忠実に守るだけの、

チューリング!男の味はどうだった?
コンピューターは君にとって、

エニグマはあなたにとって...。


@@@@@@

平成になって生まれた暗号。

それまでは...。

生まれるという現象は奇妙だ。
それまでの非常識が、常識に肯定されてしまうから。

まだ生まれてないのか、俺。


...。

親の、腹から出たから、生まれたとは、限らない。

腹から出ても、死んでいる人間は語った。

ちょっと前まで、子供は、母親の
腸から生まれると思ってた...。



だって、捨てられることも、あるだろう?
流されることだって....。

排泄物のうち、
生きようという欲求に、何よりも満ち溢れた、でけえ真核生物、
それが...
ぼくらさ。

棄てるにしてはでか過ぎて...、
生々しすぎて...

衛生局が引き取ってくれなかったから..。

僕らは、成長し、
次の射精に備えた。



O沢..。

おれは無事だから、心配しないで。
たぶん電話よこしても、
いつもと変わらない、返事するだけだと、思うから..。

その時も懐のBill Evansの発狂

射精してえ。

ある恍惚の夜に、

男は

誰もいない

鉄の

石組みの家の

クロスというカモフラージュにたぶらかされた、
曖昧な性的空間に、まんまとのせられて、


自分が、春先のいきり立った雄猫と
対して変わらないことを考えもしないまま、
俺は人間だと、傲慢にのし上がった偉そうな、根拠のない...、

馬鹿め、雄猫、

死ぬがいい。

お前は、雄なのだよ。
所詮。

いんてりぢぇんすが、どうだ?

きんたまの化け物。


どこまで知識をひけらかしたところで、
お前の行く先は、先が見えてる。


墓場さ....。

ロンドンの、薄汚れた、曇り空の下で、
灰色のジャパニーズのキタネエ名前が叫ぶのさ。

XXXX!

誰も評価しなくていい。
それは、俺の親が、付けた名前だ。

愛しているさ。

全ての性もない...。


くだらない...。



よっぽど、ましだ。

馬鹿な無責任な親の方が、
親切な、隣人よりも....。。


へ”””@「!!

Nardis

退廃的思考。

どうやら俺には潜在的に、そのような思想がある。

美しく着飾った女よりも、

崩れ行く廃墟の美貌。


壊されていく体育館を見ながら、
一人人知れず恍惚に浸ったことも、あったっけ。

こんな性格が糸引く限り、
俺は幸せには慣れない。

なっていい、はずがない。




ある、泥酔の夜に。
かしこ。

年譜

15年... 焦り。

18年... 咆吼。

25年... 灯。

30年... 希望。

40年.. 苦闘。

50年.. 刹那。

60年...解放/瓦解/沈降。

70年.. 悟り/覚悟に似たもの。

80年... 無為。

90年..耽溺/そのことに、何の非がある?

100年...もはや、全てが疎ましく。虚偽の実例。死というものの強み。
虚構。虚無。うそつき...。

Re: BOWMORE

「このお酒、どう?」

「...いつかの、溜息の味がする。」

Fiction

「クスリに手を出そうと思ったこと、ないですか。」
「...ないです。」

「興味、あります?」

「...やめておきます。薬には、溜息が、ないですから。...タリスカーが飲みたい。」

2008-05-12

季節の味

【今日やったこと】

ウェスタンの手伝い。
自分の実験はお休み。

◇◇◇


お昼はいつも生協で食べているのだけれど、
生協のメニューにも限りがある上に、
自分は性格上、余り新しいものは食べないので
次第に食べるものが偏ってくる。

カレーと天ぷらそばの繰り返しの週もある。

それでもさすがに、飽きてくるので、
最近はできるだけ新しい物にも挑戦している。

今日は“菜の花ご飯”。
菜の花のおひたしと、鮭フレークといくらの、親子丼。

結構おいしかった。
春の味。

自分にそう言う晴れやかな物が似合うかどうかは別として、
たった15分の食卓でも、
季節感はないよりあった方がいい。

本来なら、食事と季節は一心同体なのだろうけれど、
今はそれを感じるのにも一手間かかる時代になった。

いや、ありふれた食事の方が、手間がかかりすぎると言うことか。

一手間を惜しむほど、追いまくられた時代。

眼精疲労、肩こり。
考えただけでも、なんだか眠い。

2008-05-11

緑時々

【今日やったこと】

また講習会。
連続
天気良し。

◇◇◇


北海道は春になると
一斉に花が咲く、と言われるが、
まさにそうだ。

今日も、理学部から医学部まで
ずっと続く並木道の下を歩きながら、
その間に幾つも幾つも並んでいる
花木の列をずっと見て歩いた。

日曜日のお昼近くだからか、人通りも少なく、
天気のいい割に空気もひんやりしていて、
ちょっと寒い位。

花冷え、と言う言葉があるがちょうどそんな感じか。
むしろ、花の持ちが良くなっていいのかも知れない。
暖かい盛りだったゴールデンウィーク直前に咲いた
しだれ桜の木は、もうすっかり散ってしまって、
青葉だけを涼しい風の中に揺らしている。

正面玄関の前には花盛りの、つつじ。

そこに至る小道には淡い色のヤエザクラが、狭い間隔で並んでいて、
風のない時にそこを通ると、たれ込めた桜の微かな匂いが、
その桜の葉で日陰になった小道に満ちているのを感じる。

構内至る所の芝生はすでに深い緑色。
その中に咲くタンポポの黄色い花。
背の高いもの、地面すれすれに咲くもの。

あるいは、すでに花を終えてしまって、
種の熟成を静かに待つもの。
そして、晴天に高々と突き上げられる、白い綿帽子をかぶった花柄が
それに混じっている。

行き来する人の足並みは、いずれも緩やか。

何かに慌てるわけでもなく、
花の咲く速度で、誰もが歩いている。

長い冬は確かにつらいが、
それに耐えるだけのことはある、
世界にまれに見る良春の、
今は当に盛りだ。

2008-05-10

テーマ

【今日やったこと】

ぶらぶら学校に来て、講習会受けて、
細胞は今日も元気。

土曜日。

◇◇◇


最近、このブログの裏側(?)
のサイトである、妄想のサイトが、
実はこのサイトのアクセスを
あっという間に追い越してしまっていることに気づいた。

そう言う、もんなのかね。

ブログは、テーマを絞ったほうが、いいらしい。

妄想なら、妄想なりに、
妄想の場所を。


ああいう文章は、
もちろん、自分にも経験のないことを多く書いているわけだが
自分の知らない世界を
筆が勝手に書いてくれている感覚で書いている。

それはそれで、新しい言葉の使い方を発見したり、
今まで頭の奥でわだかまっていたことをはっきりさせたりしてくれて、
自分の気持ちの上では結構すっきりすることもある。

まあ、全体的に変な文章だから、
同じようなことを書いている他のブログより
アクセスはずっと少ないんだけど、
自分のために書いているんだから、
いいか。

2008-05-08

【今日やったこと】

学振の終わり。
ああ、
春が来た。

◇◇◇


ようやく学振は終わったけれど、
その間仕事が進んだわけではなく。

余計にせっぱ詰まった状況に
追い込まれている。

まあ、それでも、
一つ大きな仕事が片付いたというのは
とても開放的なこと。

この調子で、他も、
前に進めようという気が起きかけていることはいる
曖昧な動機の春の日。

2008-05-05

風立ちぬ

【今日やったこと】

メディウムを換えて
コロピー。

後は、寝よう。

◇◇◇



堀辰雄という作家の「風立ちぬ」を読み始めている。

時代的には芥川龍之介くらい。
明治後半、大正、昭和前半の作家。

芥川ほど、有名ではないけれど、
名前位は聞いたことはあった。

でも、本を読んだのは始めて。

...すごい。

たしかに、芥川を呼んだ時に感じられる、
ごりごりと押してくるような言葉の洪水や、
完璧に汲まれた石垣のような天才性は感じない。

でも、婚約者との会話の中の、言葉にならない言葉を
これほど書ける作家は少ないのではないか。

芥川のように、伝説的な超人を多く書いた作家とは違い、
この人の描いているのは、ありふれた二人の会話。
そこに流れる空気。

二人は、どちらも結核で、一つのサナトリウムに一緒に行こうと決める。
そう言う話。

言葉遣いも文章の雰囲気も、
もっと新しい時代の作家なのではないかと思わせるほど
現代的。

著者は実際、結核で若くして亡くなった方。
この時代の作家には多いパターン。

たとえば、おそらく日本語の最高の小説の一つ、
「檸檬」を書いた梶井基次郎も、結核で若くして亡くなっていたはず。

堀辰雄も、書いた文章の数は少ないみたいだけれど、
その分完成度は高そう。

もう少し、読んでみたいと思わせる作家だと思った。

太陽の記憶

【今日やったこと】
大腸菌を
撒いた。

それはつまり、
明日も来る、と言うこと。

ゴールデン、か。
◇◇◇


何をするかが、結局まとまらないまま、
ゴールデンウィーク突入。

昨日は、
ずっと欲しかったアルバムを中古屋で買い、
ついでに見つけた、ここ十年ほど、やりたかったRPGの
リメイクの中古を買い(時間あるのか?)、

偶然その日が暇だったので、
やり始めたら、
何度も全滅し、

挙げ句の果てに、最初からやり直して
気がついたら、朝9時。

それから眠って、起きたのは夜7時。

ゴールデンウィークは、少なくとも、
最近続いた夜型を修正しようと思っていたのだが、
この有様。

僕が、この標語を述べた時、
皮肉に笑った、先生の、その笑顔の裏にあるものがよく分かった。

『できっかよ。』

休みはこうして、僕の夜型を加速させながら、終末に近づく。

これが全て終わった時、
僕の記憶に、
太陽の記憶がなかったとしたら、
それはあまりに残念だ。

2008-05-02

病院の、桜の木

病院の桜は、
なんのために、植えるのだろう。

学校の桜なら、
それは巣立っていく卒業生と、
不安を抱えて挑むような眼差しで、
校門をくぐる入学生に、
零れるような、笑顔を作る、その目的で、
植えられているだろう事は、
容易に想像が付くのだが、

いつ出られるとも知れない、
白い箱の中で
チューブの鎖に留められて、
明日をも知れぬ未来を案じている身に、
咲き誇れる桜は、
何をもたらすというのだろう。

春の目安というのなら、
唯それだけのこと。

来年の桜まで生きようという
肯定的な未来を描かせようというのなら、
それが散ることを、どう説明したらいいのだろう。

むしろ、散ることを、教えるための、花なのか。

後に思い残すことなく、
鮮やかに散れよと、看護し、保護する立場の人間からは、
決して口に出せないその思いを、暗黙裏に伝えるための花ならば、
それはあまりに、残酷ではないか。

復帰と、煩うことのない生活を期待して、入院している者にとって、
それは小さな、しかし決定的な、裏切りではないか。

そんなことは、無いと信じたい。

ならば、なんのための、桜なのか。


煩悶する僕を尻目に、
車いすに乗った女性は、

母とおぼしき女性に車を押してもらいながら、

小さなケイタイで、
咲き誇るしだれ桜を
ぱちり、と撮った。

時折吹く強い南風は、
桜の梢を揺らし、
幾輪かの花から、5枚の花弁を無惨に奪ったが、

その散りゆく花の幾末を、見ているのか見ていないのか、
女性はまだ、桜の木に残る無数の花びらを見て、じっと、
物思いにふけっている。

先ほどのケイタイの小さな
メモリーの中には、
散ることを知らない桜の木が、
長い冬を越えて、
来年の春までも、記憶されていることだろう。

生きることを志望する患者にとって、
桜とは、
いつまでも散らない、その梢なのかも知れない。

彼女と、彼らの脳裏に
その花は、散ることなく、
来年の今頃まで、咲いている。

そして、その記憶と、
現実を合致させるために
彼らは今を、生きるのだ。

思えば、入院とは
図らずも理想から外れた自分を
理想へと、揺り戻す、
その過程に他ならない。

桜の花は
その一つの具体的な理想となって
彼らの未来に、咲き続ける。

2008-05-01

アラーム

【今日やったこと】

学振。
完成が見えてきた。

◇◇◇


今日学校に行ったら、

学校が燃えていた。


と、言うのは実は誤報で、
実際には警報機の誤作動だったのだが、
自分が学校に入ろうとしたちょうどその時に、
中から何人もの人が、
ぞろぞろと出てきて、
その場に溜まりだしたのには、びっくりした。

偶然居合わせた知り合いの一人に、
火事の警報が鳴ったことを聞き、
びっくりして、僕も、
そこに溜まる一人になった。

でも、いつまで経っても、煙は立たず、
他の知り合いも一向に出てこなかったので、

ついに馬鹿らしくなり、
とっとと中に入ってしまった。

案の定、研究室のみんなは、
そんなことお構いなしに、机に向かっていて、

外は大騒ぎだったことを伝えると、
むしろそのことに驚いていた。

その後も誤報は続き、
今日だけで、学部は二回燃えた。

そのうち、
オオカミ少年のようなことになる。

嘘つきは、泥棒の始まり。

正しい警報、求む。