2008-01-20

冬眠

【今日やったこと】

ウナギに試薬を注射。

水槽の中で一匹死んでいるのを発見。

すばらしい腐臭。

持って帰って、ゴミ箱に封印。

◇◇◇

本当は、昨日も多少実験をする予定でいたのだが、すっかり予定が狂ってしまった。

朝起きて、起き上がろうとすると、何ともいえない疲労感。

体が、腰のあたりを中心に、布団に沈み込むように、だるい。

布団を押しのけた後、思わずまた、逆戻り。


思えば、ここ数週間、ほとんど何かしらの作業を土日に入れていて、本当に学校に行かずに過ごした日はほとんど無かった。

その疲れが、今頃来たのだろうか。


外は、まばゆいほどの粉雪。

この日、釧路では、-30度を切り、ダイヤモンドダストまで、見られたという。

札幌も、そこまではなくとも、窓ガラスに霜の花が咲く程度には冷え込んだ。

暖房はフル稼働。

先月の電気代、1万円弱。ほとんど家にいないのに。


遮光カーテンの隙間から、外の光が見える。

ベランダに積もった雪が、真っ白な光の帯を、暗がりの中の壁に投げかける。

舞い散る埃が、きらきらと光っているのが見える。

コロイド。

ずいぶん前に聞いた言葉をふと思い出す。

思えば、ダイヤモンドダストも、一種のコロイドなんだ。

そんなことを考えているうちに、

いつしかまた、眠ってしまった。


昨日は、そんなこんなで、家の中で、久しぶりにゆっくり過ごした。


ずいぶん見ていなかった昼間のテレビを見て、しばらくご無沙汰の、
宮沢賢治を読んで。


おかげで今日は、ずいぶん気力体力ともに充実した気がする。

やっぱりたまには、何にもない時間ってのは、大切なんだなあ。


心の充足とは、空白。

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