ウェスタン。
昨日の抗体染色は、良好
今日もうまくいけば、とりあえず、幸せ。
ある疲れた夜の詩。
いのなかのうなぎは井戸の底
ふかいふかい 闇の底で たかいたかい そらを見上げる
小さなまるい空の下では 2匹の蝶がふらふらと あっちへ過ぎたりこっちへ過ぎたり
後ろに着いてた一匹は 時々ちょっと意地悪しては 前の一匹を追いかけ回す
それでも2匹当たり前のように いつも一緒に そらをおよぐ
またある時は大きな鳶が 小さな空に小さくなって くるりくるりと輪を描きながら
時々ひょろろと笛を吹く 大きな翼は風をはらんで 高く高くと 舞い上がる
月の夜にはひそひそ話
どこからとも無く聞こえてくるが 時々ふっと 無口になって
それがしばらく 続いたりする
手も足もない 小さなうなぎ
ふかいふかい 井戸の底
それが地上で起きたのか 空で起きたか区別もつかず
ただただ届かぬ事だと知って
小さな水面を くるりと回る
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