2008-04-22

最適者萌ゆる庭

ダーウィンの言う
進化論の
大原則

『自然選択による最適者生存

それはつまり、
生き残るのは
環境に最も適した者であって
最も優れた者とは限らない、と言うこと。

誰よりも速く泳ぐ魚が、いつも
適しているとは限らない。

誰よりも長い鼻を持つ象が、
長い耳を持つウサギが
長い首を持つキリンが
適しているとは限らない。

長ければ長いなりの弊害があり
必要なだけの長所があれば、それでいいのだ。

同様に
常に正しい人間が
適しているとも限らない。

そう言う人間から見たら、世界は
玉虫色の、何とも付かない人類によって
どこまでも白黒付けず曖昧に
妥協しながら成り立っているように見えるだろうが、

清く正しい人間は、
おそらくご自身、お気づきではあるまいか

とかく、この世は住みにくい、

と。

彼は、この環境に、適しているとは
限らない。

そう言う場合の末路は
新しい環境を求めてさすらい続けるか
あるいは、
世を捨てるか、
いずれかになる
傾向が、強いように
思われる。

0 件のコメント:

コメントを投稿