2011-04-09

孫正義やアントニオ猪木でない僕らに出来ること

孫正義やアントニオ猪木のような著名人の、スケールの大きな援助を見ていて、僕らのような、家族が被災している一個人にどんな援助ができるのか、考えている。

基本的に、僕らには、大きな避難所の需要を満たすような援助は難しいし、それを可能にするような行動を取れるだけの時間もない。残された家族を守るために、今仕事を失うわけにはいかないのだ。

そうなれば、僕らにできるのは結局のところ、自分の家族を含め、自分に近しい人の安全や健康をとにかく守りぬくことぐらいしか無いのではないかと思っている。街の復興はもちろん目指すところだが、それは、特に僕らの場合には、この路線の延長線上にあるのではないかと思っている。少なくとも、逆に街全体に援助を続ければ、家族も守れるかといえば、現状として、それは期待できないだろう。

では、それぞれが、個人個人に行動すれば、それでいいのかといえば、そうでもない。被災した家族の援助をするにはたくさんの情報がいる。り災証明の発行、その他契約の解除、変更。もしかしたら被災者は物資を安く買えるような場合も出てくるかもしれない。僕らはこれからも常に、アンテナを巡らし、情報を集め、そして、家族を守らなくてはいけないのだ。

だからこそ、ツイッターや、ネット上でのつながり、そして、最終的には個人間のつながりが重要なのだ。手続きの開始に関する情報や、安売りなどを含めた、有用な情報を、些細なことでもupしてもらえれば、それで、自分と同じような境遇の人々の、家族が助かることになる。
それが重なれば、結局は街全体の援助につながっていくのだ。

自分が、家族のために、どんな援助をしたか。
その報告はこれから特に重要な報告になるとおもう。

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