2008-03-15

同窓

【今日やったこと】
明後日の
論文紹介の準備。

◇◇◇

確か、今日か、明日か、それとも来週だったか、先週だったか
そろそろ、僕らの大学の学科の同窓会的な飲み会が日本のどこかで行われているはずだ。

自分は地理的には“海外”にいることもあるし、
飛行機高いし、このとおり、ちょっと予定もあって
参加できなかったが、いまごろ、楽しく旧知の仲を温め直しているのだろう。

自分は、大学時代の飲み会は
通算するとそれほど参加していない方だと思う。

ただ、大学前半の三年間はほとんど0に近く、
残りの一年ほどはほとんど毎日だった。

同級生との愚痴のこぼしあい。
研究室という慣れない環境だったが、あれのおかげで、
何とか乗り切れたのだと思っている。

金のない学生が、
飲み屋で飲み続けるわけにもいかず、
ビール風で最も安かった『ドラフトワン』なる豆飲料を箱買いし、
研究で使う低温室に保管して、毎日ちびちび飲んでいた。

相方は、いつも“柿の種”
これも、安いし、ありふれているから。

柿の種を、二袋ほど開け、
ドラフトワンを2缶開けるか開けないかの内に
飲み会はいつもお開きだった。

夜景のきれいな高層にわざわざ移動し、よりきれいに見るために
部屋を真っ暗にして酒を飲んでいたので、
その階の住人には、大いに不審がられた。

あの頃のドラフトワンは、どうしてあんなに、おいしくて
苦かったのだろう。

口を開けば、ため息ばかりが出た飲み会だったが、
ばかばかしく、青い晩春の一こまには違いない。

今夜は、柿の種と、ドラフトワンでも帰りに買って、
マンションの硝子戸の中から一人、
同窓達の無事と発展を、心から祈っています。

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